給付奨学金の予約採用
先日長男の高校で大学等奨学生予約採用の説明会がありました。
大学(短大・専門学校も含む)の奨学金は大学に入ってから
申請するものだと思い込んでましたが、
高校生のうちに申し込む予約採用もあります。
私はこれを知ったのが、3月の終わりで、若干焦りました。
長男には、新学期早々に先生に良く聞いてくるように言いつけました。
結果、説明会があるまで、何度も先生が宣伝(告知?)してくれていたようです。
でも最初から視野に無かったら、逃してしまいますよね。
給付奨学金の資格
奨学金には給付奨学金と貸与奨学金がありますが、
「うちは給付奨学金はむりだろーな。」
と思い込んでいないでしょうか?
私は思いっきり、思い込んでました。
「勉強すごくできる子がもらうやつでしょ?」
と。
学力基準がありますが、
「全履修科目の評定平均値が5段階評価で3.5以上であること。」
*3.5なくても、レポート提出や面談で判断する
ということです。
所得制限や資産制限もある
また、収入・所得の上限額があります。
4人家族の場合 | 予約採用(高校時代に申し込み) | 在学採用(大学時代に申し込み) |
第1区分 | 271万 | 295万 |
第2区分 | 303万 | 395万 |
第3区分 | 378万 | 461万 |
*ただし、収入基準は世帯構成、障がい者の有無、各種保険料の支払い状況によります。
ということですので、学生支援機構の「進学資金シミュレーター」で
確認してみましょう。
資産の上限もあります。1250万~2000万(不動産除く)。
こちらは国はどうやって確認するのでしょうか?
いくらもらえる?
私立 自宅外の場合
4人家族の場合 | 年収 | 月額 | 年間 |
第1区分 | 271万まで | 7万5800円 | 約91万 |
第2区分 | 303万まで | 5万600円 | 約60万 |
第3区分 | 378万まで | 2万5300円 | 約30万 |
短大、専門学校、公立、自宅とか場合によって違いますので、シミュレーターでその辺も
確認してください。
更に入学金・授業料減免も!!
給付奨学金の支給対象の学生は、授業料・入学金の減免もうけられるそうです。
こちらは大学に入ってからの申請みたい。
私立大学の場合。
入学金 | 授業料 | |
私立大学 | 約26万 | 約70万 |
こちらも忘れずに申請しなければ。
通るかどうかは分かりませんが、
案内を読んでいても、非常にわかりにくいので、
申請しない人もいるのでは?と思います。
今回予約をしそびれた方も、学校に問い合わせてみてもいいかもしれないし、
大学入ってから申請することもできます。
取り合えず申請してみましょう♪